このサイトは金沢文庫アイクリニックをスポンサーとして、株式会社Zenkenが運営しています。
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本メディアは金沢文庫アイクリニック 樋口亮太郎院長の監修のもと制作しています。
過剰な矯正を避けることで老眼の影響を軽減し、患者の将来を見据えた治療を重視する金沢文庫アイクリニック。
白内障をはじめとする内眼手術(眼内手術)の実績は2014年から2025年2月の間に32,000件にのぼり、
確かな技術と豊富な手術経験を持つ。
ここでは、ICL手術を受けた後の“見え方”について、くわしく解説しています。見え方の質についてだけでなく、手術後どれくらいで視力が回復するのか、どのような経過をたどって視力が安定していくのかなども紹介しているので、これからICL手術を受けようと考えている方はぜひ参考にしてください。
眼の内部にある虹彩の後ろ側に眼内レンズを挿入することで近視を矯正するICL手術は、裸眼と同じような感覚で自然かつクリアな視界を得られることに期待ができるのが大きな特徴です。
メガネやコンタクトレンズと違って、何かを装着しているという煩わしさがないため、裸眼と同じような生活を手に入れることができるのです。
ICL手術を受けた当日は、コンタクトレンズを長時間装着した時のような違和感と似たような、少しゴロゴロとした感じが気になる方もいるようです。また手術を受けた直後は眼内レンズを挿入したことによって生じた炎症がまだ残っているため、多少見えにくくなります。
手術の翌日から数日後には視力回復に期待でき、その後も1週間から1カ月ごとに、時間の経過とともに視力が安定していきます。個人差はありますが、数ケ月後には視力が安定すると言われています。
ICL手術を受けた後、暗い所や夜間に光を見た際に、その光がにじんだように見えることがあります。この現象が、「ハロー」と呼ばれるものです。また、光がギラギラと過度にまぶしく感じることもあり、この現象を「グレア」と言います。程度の差はありますがほとんどすべての人にハロー現象が見られ、感じない人はほとんどいません。
ハロー・グレア現象は通常、時間の経過とともに症状が落ち着いていきます。症状を早く軽減させる秘訣はズバリ「気にしないこと」です。光がにじんでいることに注意を向けていると脳はいつまでその現象に注意し続けます。読書や運転など、他の活動に集中していると、いつしかハローは気にならなくなります。
ICL手術は眼の脇から入れる耳側切開(目尻の方から切開)が一般的です。この手法は医師からするとレンズを入れやすいというメリットがある一方で、直乱視を悪化させる可能性を伴っています(惹起乱視)。
一方で、この惹起乱視を利用して、もともとの乱視を打ち消す方向から切開することで、軽度の乱視であれば軽減する効果に期待ができる、強主経線切開という手法があります。つまり、軽度な乱視の方であれば、高額の乱視用レンズではなくて済む可能性があるということです。
この手法を40代までの方に用いる場合は、多くの方が上からの切開が適しているのですが、オペ自体が難しく技術力を要すため、どこの施設でもできるものではありません。当院では、内眼手術25,000件以上(2014年~2024年)の実績から強主経線切開を採用し、多くの患者さんがこの手法でICL手術を受けています。
■ICL手術に通常必要とされる治療内容
・手術前:適応検査、術前検査
・手術当日:ICLの挿入手術
・手術後:検査・診察
■治療期間・回数:10分程度の日帰り手術(1回)
■標準的な費用:65万円程度(※2024年3月時点で当編集チームが独自調査した結果)
■主なリスクや副作用
・ハロー・グレアと呼ばれる、夜間の光のにじみやまぶしさを自覚することがあります。
・術後に傷口から細菌が入ることにより、眼内に炎症が起こることがあります。